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推進会議(1月9日)レポート

2013年の年明けから間の無い1月9日に、ホテルルポール麹町にて、
ODNJの新年会も兼ねた推進会議が開かれました。
年始の忙しい時にも関わらず、20人を超える会員にお集まりいただき、
熱気あふれる会議が開かれました。
この会議のテーマは
「2014年に実施するOD国際会議に向けて、どのように準備を盛り上げてゆくか」
でした。

まず私が代表して、
これまでの世界のODコミュニティとネットワーク説明を手短にした後で、
昨年の10月にシンガポールで開かれたAODN大会映像で、
国際会議の雰囲気を紹介しました。
その後の乾杯音頭を挟んで、
大島事務局長ファシリテーションで「ワールドカフェ」ならぬ「ワールドパブ」形式で、
国際会議を成功させるための準備作業の、
盛り上げ方について各テーブルで話し合いが始まりました。
初めての参加者やこの機会に会員に復活した方も含めて、
参加者の多様な立場、つまりコンサルタントや企業人の立場などから
活発な意見交換となりました。
お酒が入っていることもあり、
またたく間に時は過ぎて最終的に素晴らしい意見が出てきました。

一例をあげると、以下のようになります。
「日本型ODを打ち出そう」
「ODアワードを設定する」
「ここにいる人一人一人が、次の会合では自分の知り合いを2-3人ずつつれてくる」
「SNSの利用」
「ODのケース発表」
「メディアの露出」
「企業内での実践者や学術研究者をもっと巻き込む」
「裏方として手伝ってくれる人を探す」
「ODの目的を改めて打ち出す」
「国際会議がゴールではなくスタートであることを共有する」
「日本らしいお祭りとおもてなし」
「利益を生むOD、事業継続のOD、などを打ち出す」
「行政・政府を巻き込む」
「経営者との連動を行う」
等々、他にも数多くの意見が出てきました。

最後に大島事務局長による「ワールドパブ」で出た意見の集約と、
西川の締めくくりの言葉で会は終了しました。

今回の会議を振り返って思うことは、
私たちODNJの強みを生かした大会を準備・開催して、
「奇跡」を起こそうということです。
一般的な傾向として、大きな枠組みの中で
人が自分の存在意義や意味を見出した時に、人は確信を持つと思います。
仮にそうだとすれば、
ODという枠組みの下で、しかも国際大会という場を通じて、
世界から集まった人達に意義や意味を気づくきっかけを、
私達が提供できたら、どんなに素晴らしいでしょうか。
初対面の言語、習慣、宗教や肌の色の違う人達との
交流を通じて、「同じなんだ・・」とつぶやく瞬間を想像してください。まさに奇跡です。

今後は皆さんのアイディアを基にして、実践的な準備活動に進んでまいります。
前回参加者の方はもちろん、未参加者の方も、
参加を喜んでお待ちしています。楽しみながら国際大会を成功させましょう。

西川耕平

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